トーヨーエイテック株式会社
表面処理
お問合わせ
担当者 | 表面処理事業部 西日本事業所長 中尾 敦巳 |
連絡先 | TEL : 082-252-5227 FAX : 082-505-1733 E-Mail : nakao.a@toyo-at.co.jp URL : http://www.toyo-at.co.jp |
会社概要
代表者 | 代表取締役社長 龍田 康登 |
住所 | 〒734-8501 広島県広島市南区宇品東5-3-38 |
拠点・工場 | 東京工場(埼玉県深谷市) 名古屋工場(愛知県春日井市) |
創業 | 昭和25年 |
資本金 | 300,000万円 |
従業員数 | 635名 |
主要製品 | 工作機械、ハードコーティング&表面改質の受託加工、自動車部品、精密部品受託加工 他 |
特記事項
- ISO9001認証取得(1999年)
- ISO14001認証取得(2000年)
- エコアクション21認証(環境省)
- Nadcap(2008年)
- ISO13485(2007年)
- ISO/TS16949(2005年/自動車部品事業部)
技術と製品
名古屋工場
東京工場
Nadcap認定証
CVDコーティング
PVDコーティング
PVDコーティング
窒素や炭素を含んだ反応ガス雰囲気で、イオン化させた金属材料を品物に衝突させ、品物表面に皮膜を形成するコーティング方法です。
- 特徴
技術的な特徴
- 500℃以下の温度域で処理が可能なため、熱変形が少ない
- チタンやクロムといった金属の窒化物や炭化物は、高硬度で耐摩耗性が高い
- 原料の組合わせによっては、著しく耐腐食性が向上する
- イオンの力により、緻密で密着性の高いコーティングが可能
名古屋工場がNadcapの認証を取得
−PVDコーティングでは日本初−
当社は、2007年11月に表面処理事業の中部日本事業所においてNadcap(National Aerospace and Defense Contractors Accreditation Program:国際特殊工程認証プログラム)によるPVD(Physical Vapor Deposition)コーティングの認証を取得しました。日本のメーカーがPVDコーティングで認証を取得するのは初めてのことです。
Nadcapは、ボーイング、エアバス、ロールスロイス、GEなど、主要な航空機メーカーやエンジンメーカーが参加し運営管理する認証機関PRI(Performance ReviewInstitute) が開発し、1990年から運用を開始した品質保証および特殊工程の監査・認証プログラムです。現在では航空宇宙分野での世界唯一の統一認証プログラムと位置づけられており、航空宇宙製品の特殊工程を含む製造に携わるためにはこの認証の取得が必要となります。
- 応用範囲
コーティング可能サイズ: φ730mm×700mm
最大重量:360Kg
- 加工可能材料
客先要求精度に対応
- 表面処理技術は、もともとロータリーエンジン用の要素技術のひとつとして我が国で最初にCVDコーティングを導入実用化したことから始まりました。私たちはこの表面処理技術というコア技術から離れることなく、社会の要請の変化に応じて、その応用範囲を柔軟に拡大していきたいと考えています。最近では、PVDコーティングの低温TiCやPPD処理(パルス・プラズマ・拡散窒化)など商品のバリエーションも増えました。私たちはこれからも日本の「卓越したものづくり」に貢献し続けたいと考えています。
主要設備
設備機器名称(メーカー名) | 加工能力 | 台数 |
CVD炉 | TiC/TiCN/CrC/W2Cコーティング | 17 |
HCDイオンプレーティング炉 | TiN/TiCN/CrN/VCコーティング | 4 |
アークイオンプレーティング炉 | TiN/TiCN/CrN/低温TiCコーティング | 4 |
イオン化蒸着PCVD炉 | DLCコーティング | 2 |
マグネトロンスパッタ炉 | Tコート | 1 |
パルスプラズマイオン窒化炉 | 有効範囲W2,600×L9,300 窒化 | 1 |
- 表面処理事業部のみ(航空機部品向装置以外も含む)